教育方針・特色 モンテッソーリ教育
モンテッソーリ教育とは
マリア・モンテッソーリは、「子どもは環境さえ整えば自ら成長発達することができる」といっています。
幼児期の子どもは、「今これがしたい!」「これができるようになりたい!」という強い内的欲求があります。
それはひとりひとり違うものです。
環境のなかから、子ども自身が自分でしたいことを選び、選んだことに一生懸命関わり、最後までやり遂げる、この活動のサイクルを踏みしめると子どものなかにあるよいものがあらわれてきます。主体的に自ら学ぶ子どもの姿があります。
子ども一人ひとりの成長発達に合わせ、「今これがしたい!できるようになりたい!」に応えられるようクラスや中庭、園庭には様々な分野の教具、教材、環境が準備されています。
日常生活の練習
子どもたちは、自分の身体を使って何かをしたいという強い内なる欲求を持っています。
日常生活の練習を通して自己自身への配慮、環境の配慮、社会性を身につけるとともに、独立心、自立心を養います。
日常生活の練習の教具の特徴は、本物で子どもサイズ、魅力的なものです。
感覚教育
「感覚、それは世界への入り口。人間は世界を知るための第一歩を自分の感覚で感じることから始める」とモンテッソーリは述べています。
視覚、触覚、聴覚、味覚、嗅覚の五感が洗練され識別、分類する力を育むのです。
数教育
子どもが生活しているこの環境は、限りない数学的要素に満たされています。数学的欲求にこたえるために、教具を通して具体的なもの(量)から抽象的なもの(数)そして量と数の一致に導いています。
計算問題を解くことが最終目的なのではなく、物事を分析し、論理的に整理、判断し解決していく能力を身につけていくことにつながっています。
言語教育
幼児期は言葉に対して大変敏感な時期であり、聴く、話す、書く、読むという活動を整えられた環境の中で五感にはたらきかけながら喜びと共に自然と楽しく言語習得ができるのです。
文化教育
「日常生活の練習」「感覚教育」「数教育」「言語教育」の様々な方面から間接準備してきた子どもたちは文化の領域へと興味を広げていきます。
文化教育を通し、生命の歴史、生命の尊厳、自然の存在を感じ考えることにより、生命の大切さを深めていきます。
生命の歴史・地球儀・世界地理・日本地理・動物・植物等